NI Academic Research Grantを獲得



  小山先生がNational Instruments社(NI 社) の「NI Academic Research Grant 」を、

獲得しました。
   この助成金は成果各国で開催される科学学会で研究者が画期的な研究成果

発表することを 支援するためにNI社が実施している助成制度で、国際学会に
参加するための費用等が 助成されます。 
  小山先生らの「脳磁計用リアルタイム計測・信号処理用プラットフォーム」の
開発研究に関する成果が評価され、20188月に米国・フィラデルフィアで開催された
BIOMAG 2018The 21st International Conference on Biomagnetism)における
発表に対して、2,000ドルが授与されました。

 この研究の成果はニューヨーク大学アブダビ分校や台湾・中央研究院に採用されていて、共同研究が進められています。2019年にはこの技術を応用した装置を
オーストラリアのマッコーリー大学にも設置して、新たな研究テーマに取り掛かる
見込みで、さらに研究が進み大きな成果が得られることを期待しています。  



NI社のWebでの受賞者掲載:Recipients of the NI Academic Research Grant 
                    
 
                                   (2018.12.20
 
 
 
  
  
  
  
   
   
    







 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 
 
 


 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 


 

 




 
 
 



 



 



 

 





 
 
 
 
 

論文が掲載されました

河合先生の地磁気計測に関する論文が
「IEEE Transactions on Applied Superconductivity」に
掲載されました。


地磁気計測用SQUID磁力計の電磁シールド性能を検討し、性能改良を行った結果、
従来に比べてより高感度な地磁気計測が可能になったことについての論文です。

Improvement of Performance of SQUID Magnetometer System for Highly Sensitive Geomagnetic Field Measurements

https://ieeexplore.ieee.org/document/8485297/


(掲載論文へは上記のリンクから)


(2018.11.12)

台湾からの研究者を招いて研究会を開催


 

 
電子研では9月に台湾中央研究院のOvid Tzeng教授らを招き、脳磁計の応用に
関する研究討論会を開催しました。
2004年に台湾中央研究院と学術協力協定を締結後から脳磁計を利用した認知神経科学に関する研究交流を進めてきましたが、Tzeng教授らのグループの
訪問は2015年の合同脳磁計応用研究会に続き2回目となり、
今回はTzeng教授の他、国立台湾大学のLin 教授、中原大学のTzeng准教授、
国立陽明大学のKuo准教授、中央研究院のLee博士ら5名が来日しました。










  
  
電子研顧問の鈴木良次金沢工業大学名誉教授を訪問して互いの現在の研究内容や
テーマについての意見交換を行った他、研究討論会では電子研からは樋口先生が
N100m response to chirp sounds for investigating dynamic property of the primary auditory cortex」と題して、脳の一次聴覚野の動的特性を、
脳磁計を利用して調査する手法の研究について講演し、
小山先生が「Psi-Fi : Platform for Simultaneous Feedback and Interaction」と
題して、電子研で開発した脳磁計用リアルタイム信号処理システム “Psi-Fi” ついてデモンストレーションを交えながら講演した。

このリアルタイム信号処理システムは昨年9月から中央研究院の脳磁計にも導入されていて、研究討論会ではPsi-Fiを活用した脳磁計の応用拡大について意見を換し、共同での研究プロジェクトを立ち上げたいとの提案をいただいた。

 脳磁計のユーザーとしての意見や研究への活用に対するお話を聞くことができ、
相互理解も深まり、今回の訪問は今後のさらなる研究協力を進めていく良い機会と
なりました。



                                       (2018.10.25)

 
 


北陸の大雪

  ニュースでも報じられている北陸の大雪。
  電子研本部のある金沢市もかなりの雪で一面の銀世界・・・・




  いえ、銀世界というよりもすっぽりと雪の中に埋もれています。
  毎日の通勤や雪かきと何かと大変な雪ですが
  今シーズンはまだ雪に悩まされることがありそうです。




(2018.02.13)

論文が掲載されました

足立先生のSQUID顕微鏡に関する論文が
「IEEE Transactions on Applied Superconductivity」に
掲載されました。


布や紙に記録された磁化の方向をSQUIDで検出することについての
論文です。

Investigation of Geomagnetic Orientation Preserved in a Stain Containing Iron Compounds Using a Vector-Type SQUID Magnetometer

http://ieeexplore.ieee.org/document/8226861/


(掲載論文へは上記のリンクから)
 


(2018.02.05)

2018年 雪のスタート


12月にシドニーで開催された「CCD - KIT MEG Workshop」のことを
お知らせしようとしているうちに2017年も終了し、2018年がスタートしました。

先週はこの数年でも久々というような大雪に見舞われ、電子研のある天池も
当然のごとく雪の中・・・。


 
 
 
この幻想的な景色。そうです、まさか・・と思われるかもしれませんが
研究所に続く道です。
今シーズン、あと何回このような雪に見舞われるかわかりませんが、
「雪にも負けず」(?)研究に勤しみます。




(2018/01/19)