SQUID顕微鏡に関する論文が掲載されました


河合先生のSQUID顕微鏡に関する論文が
Geophysical Research Letters」に掲載されました。

国立研究開発法人 産業技術総合研究所、高知大学と共同で開発し、
それを用いたマンガンクラストの磁気イメージングの結果から、
過去の地球の気候変動を推定することに成功したことについての論文です。
このように電子研では生体磁気だけではなく、幅広い研究を行っています。

「Scanning SQUID microscopy of a ferromanganese crust from the northwestern Pacific: Submillimeter scale magnetostratigraphy as a new tool for age determination and mapping of environmental magnetic parameters」

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/2017GL073201/full

(掲載論文へは上記のリンクから)


金沢工業大学のwebsiteにも日本語で内容が紹介されています。
Go to Website




(2017.12.25)

SQUIDの図記号も変わる?



小山先生が新しい論文や技術について書いた記事が紹介されました。
日本磁気学会のWebsiteに掲載されていますが、今回は国際電気標準会議(IEC)で
超電導センサや検出器に関する国際規格(IEC61788-22-1) を発行したことに伴い、
SQUID磁気センサの表記についても新しい記号が用いられることになることを
紹介しています。

詳しくはこちらのリンクから

SQUIDの図記号も変わる? 超電導センサに関する国際標準規格が発行





  (2017/11/13) 

ULF-MRIに関する論文が掲載されました



小山先生のULF-MRIに関する論文が
IEEE Transactions on Magnetics」に 掲載されました。

Development of Compact Ultra-Low-Field MRI System Using an Induction Coil
http://ieeexplore.ieee.org/document/7938689/?arnumber=7938689&source=authoralert


(掲載論文へは上記のリンクから)
 
 
 
 
                                         (2017/10/31) 

EUCAS2017とUCSF

9月17日から21日までの会期で開催された
The 13th European Conference on Applied Superconductivity (EUCAS2017)
上原先生と足立先生が参加しました。




 足立先生は布や紙に記録された磁化の方向をSQUIDで検出する研究の
 成果についてポスター発表しました。
 主催者の発表によると1,000名を超える方々が参加されたとのことで、
 上原先生も足立先生も刺激を受けて帰国されました。





ジュネーブ・・といえば
チョコレート、チーズ、ワイン・・・
そしてなんといってもこの噴水。
映りこんでいる虹も綺麗です。









足立先生はジュネーブから戻って
休む間もなく、
                          
 University of California,
    Sanfrancisco (UCSF) へ出張






 神経内科医を対象とした脊磁計のWorkshopに参加し、最新の脊磁計の
 研究開発についてレクチャーを行いました。
 ジュネーブから戻って中1日で出発し、サンフランシスコには
 3泊4日という強行軍でしたが、足立先生の研究への熱意の前には
 距離は関係なかったようです。





 美味しいカリフォルニアワインを楽しむ時間はあまりなかったようですが
 ワイン以上に芳醇な時間を感じる出張になりました。


                 
                                      (2017/10/26)


Dr. Stephan Crain


 電子研と共同研究を行っているオーストラリア マッコーリ大学の
 Dr Stephan Crainが来日されました。
 今回はKITでの講演はなく、お互いの近況をお話しするには
 わずかな時間しかなかったのが残念ですが、精力的に研究を
 進めておられるお話をうかがうことができました。
 時間が足りなかった部分は12月に開催される
 「CCD - KIT MEG Workshopでさらに情報交換できることを
 楽しみにDr. Crainは帰国の途につかれました。


 「CCD - KIT MEG Workshopはシドニーのマッコーリ大学にて
 2017年12月4日から6日までの予定で開催されます。
 Keynote Speakersの中には我らが上原先生のお名前もあり、
 電子研からも参加予定です。
  Workshopでの様子などもまたこのブログでご報告します。


 
 
 
(2017/9/21)

夏のある日

自然豊かな電子研。
夏は目にまぶしいような緑の中です。

先日は狐の姿が見られました。


 





久々の研究所便り、またもや動物の話題でしたが
のんびりした日差しの中でなんとなく癒されるひとときでした。



(2017/08/02)

 

MEG phantomに関する論文が掲載されました

MEG phantomを使用しての時期センサーの評価に関する論文が
日本磁気学会」に採択され、論文誌に7月1日付けで掲載されました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/msjmag/41/4/41_1706R001/_article/-char/ja/
(掲載論文へは上記のリンクから) 
    (2017/07/07)

脊磁計関連の論文が掲載されました

東京医科歯科大学・㈱リコーと共同研究を進めている脊磁計。
この脊磁計に関する東京医科歯科大学の研究グループとの共著論文が
Scientific Reports」に採択、掲載されました。
  
 
(掲載論文へは上記のリンクから)
 
                                           (2017/06/08)

第32回生体磁気学会


5月22日(月)から24日(水)までの3日間。第32回日本生体磁気学会が開催されました。
今年は杜の都「仙台」で「Biomagnetic Sendai2017」として3つの学会の合同開催。
 




Biomagnetic Sendai2017




 研究成果を発表する好機に先端電子技術応用研究所からは
 樋口先生、足立先生、小山先生が参加しました。
 参加できなかった上原先生をはじめ、それぞれが演題を登録しました。
 今回は3学会合同での開催のため、全てのシンポジウムやセッションに
 参加することができます。
 国際学会ということで海外からの参加者も多く、主なシンポジウムや
   セッションは英語で行われました。



  我々、電子研のメンバーももちろん、英語で発表を行ったり、
   座長としてシンポジウムやセッションに参加したり、他の方の研究発表に
  刺激を受けたり・・と充実した3日間でした。


 
    (2017/5/25) 
 


ある日の電子研


金沢市内でも緑豊かなところにある電子研。
今日は研究とは関係ないお話ですが、そんな電子研のある日の様子をお知らせします。

電子研のある金沢市天池は、春には「たけのこ」、秋には「きのこ」・・と季節を感じさせてくれるものが
たくさんあります。

今朝はちょっと大きな動物の姿が・・・。






カモシカでしょうか。
なかなか威風堂々と悠然としています。









 
こんなに綺麗な虹が見られることもあります。
 うっすらと二重に架かった虹が見えるでしょうか。

 
 研究に打ち込む合間のしばしの癒しの時間です。
                                                            (2017/5/17